弱点は足首

ランニング、トレイルランの記録やその他雑記

彩の国結果

Twitterではすでに報告してましたが改めて。

彩の国100マイル結果(タイムはザックリ、括弧内は昨年比較)

ノース 8:26(-2:00)

休憩 0:19(-0:30)

サウス1 12:53(-1:30)

トータル21:39(106km地点)

 

この時点で昨年同地点でのタイムを4時間更新していましたが、サウス2にかかると当初想定していたタイムは13:30。

さらに当初計画ではこの時点での経過タイムは20:50を想定しており、40分押している状態。

この後、すでに疲労困憊の状態で想定タイムよりも速く走れると思えないこと、何度もロスとしたコースを後ろにほとんどランナーがいない状態で走る自信が持てないこと、かなり気力を削られていたこと、サウス1でまともに補給が出来ておらず補給不足がネガティブ思考を加速させたこと、などなど…簡単に言うと、メンタルがやられたから。

本気で完走すると自分を信じきれなかったからとも言えます。

体力的には、恐らく足りていた。時間は足りていなかった。補給など計画していたものは、タイムスケジュール以外はほぼ完璧。もし、読図が出来ていてエスケープルートも頭に入っていれば進む選択肢が増えたかもしれません。

 

レース翌日、リザルトをチェックしていたら、サウス1を僕とほぼ同時に終えた選手が2名完走していました。恐らくサウス1は夜間走のため、力を溜めてサウス2でスパートをかけ、サウス2のタイムは12時間前半だったのでかなり力のある選手と思われます。

しかし、完走ラインに乗っていたのかと気付いた時自然と涙が出てきました。

なぜ簡単にだめだと思ったのか、意思をもって次に進まなかったのか、行けるところまで行こうと考えなかったのか。

 

1つ思ったことは、100マイルはそもそもそういうものなのだと、最後まで行けるかどうかはランナーの気持ち次第なのだということです。信じて進める人がゴールにたどり着けるのだも思いました。

しかし、気持ちだけで完走できるほど甘くもありません。体力、技術や危機対応力と天秤にかけて、それでも進めると判断できる人、自信を持って進める人だけが真の勝者です。

今回の経験を胸にさらに強くなってみせます。